今、教育業界の間で話題になっている教育方法が、STEAM教育です。
STEAM教育は学びながら作り、さらにそこから新しい学びを得る教育方法で、文部科学省からも推奨されています。
STEAM教育は学校で学ぶほか、教材を学習に取り入れることも可能です。
子どもが通っている学校でSTEAM教育を取り入れていない、子どもの感性を育みたいと考えている方は、STEAM教育もチェックしてみましょう。
本記事では、STEAM教育の特徴とおすすめの教材を紹介します。
STEAM教育とは？
STEAM教育は、それぞれの分野の頭文字をとって生まれた言葉です。
S……SCIENCE 科学
T……TECHNOLOGY 技術
E……ENGINEERING 工学
A……ARTS 芸術・リベラルアーツ
M……MATHEMATICS 数学
科学・技術・工学・芸術・数学の5つを学びに総合的に取り入れることで、知る、学ぶ、作るといった教育を子どもに与えることができます。
一つの分野だけに特化するのではなく、複数の分野を横断することで、さらなる新しい気づきがあり、子どもの学力だけでなく感性を養うためにも役立ちます。
S：科学（Science）
中学校では光の反射・屈折、高校では太陽光や電磁波などの自然現象を学びます。研究者を育成するために、科学分野の教育は不可欠です。ICT教材の活用により、さまざまな現象を動画で学べるため、理解力も向上するでしょう。
それぞれの学習内容を簡単にチェックしてみましょう。
S……SCIENCE 科学
光の反射や電磁波などの自然現象の学びを通して、研究者を育成するために必要な科学分野を習得します。
近年はデジタル教育も進み、専門知識がない講師からも動画やデジタル教材を使って学びやすくなっています。
教科書を読むだけでなく動画を見ながら学習をすれば、より実感がわきやすく、子どもに刺激を与えられます。
T……TECHNOLOGY 技術
プログラミングが必修化されるにあたり、技術の教育も欠かせない分野になりました。
技術の習得には根気が必要ですが、小学校のうちから楽しく学ぶ方法を身につけさえることで、今後の教育にもいい影響を与えます。
現在プログラマーは人材が不足しており、小学校の段階から人材確保のために教育を続けることが重視されています。
E……ENGINEERING 工学
ロボットなどの工学的なものづくりを学ぶ分野です。
技術の授業の延長線上にあり、まずは技術を習得して工学で実際のものづくりをスタートします。
段階的に力が身に付き、子どもたちも飽きることなくモチベーションを維持して学習を続けることが可能です。
A……ARTS 芸術・リベラルアーツ
科学、技術、工学の知識を活かし、さらにそれらを具現化させるためには芸術分野の知識やセンスも必要です。
芸術、リベラルアーツの学習をすることで基礎が出来上がり、発想力や想像力を養えるようになります。
文部科学省では、芸術だけでなく生活、経済、法律、政治、倫理観なども含め、幅広い分野の教育を行うことを推奨しています。
M……MATHEMATICS 数学
論理的思考を行うためには、数学の知識も必要です。
数学の知識はただテストで高得点を取るだけでなく、日頃効率的な思考、行動をするために役立ちます。
さらに将来はビジネスシーンでも活躍し、日本国内だけでなく海外でも活躍できる優秀な人材の育成に効果的とされています。
STEAM教育を学ぶメリット
STEAM教育を取り入れることでどのようなメリットがあるのかを確認しましょう。
STEAM教育は、子どもの学力を高めるためだけではなく子ども一人ひとりの人生をより豊かにする役割も担っています。
子どもの将来の選択肢を広げてあげるためにも、STEAM教育を学ぶメリットを確認しましょう。
論理的思考ができるようになる
STEAM教育を取り入れることで、各分野の知識を効率的に学べて、論理的思考ができるようになります。
「これはなにが原因でこうなっているのか」「これをすると結果的にどのようになるのか」を考える力が自然と身に付くでしょう。
論理的思考は学力アップにも大切ですが、個人個人の考え、行動にも直結します。
受験勉強だけでなく就職活動やビジネスシーンでも役立つ能力なので、大人になってからもSTEAM教育の恩恵を受けられるでしょう。
問題解決能力が高まる
STEAM教育は、自らが学び、作り、さらに考える必要があります。
従来のように教師の話を聞くだけ、教科書を読むだけといった受動的な教育ではなく、能動的な学習が必要です。
そのため、自分で考えて問題を解決する力が高まります。
日本の教育では失敗することは悪いこと、恥ずかしいことという認識が強いですが、STEAM教育を取り入れることで「自分で考えて行動した結果なら失敗も悪くない、次に活かせばいい」という考え方ができるようになります。
優秀な人材育成に役立つ
STEAM教育は科学、技術、工学といった理系の知識が身につくだけでなく、自分で考える国語力や、美的センスを磨くことも可能です。
これにより、総合的に能力が高い人材を育んでいくことができるでしょう。
各分野を学ぶことで自分の好きなこと、追及していきたいと思えることに気づくこともでき、専門家、科学者、アーティストの育成にも役立ちます。
子ども一人ひとりがそれぞれに持つ才能を開花させるためにも、STEAM教育は非常に重要です。
STEAM教育を学ぶならワンダーボックス
STEAM教育は、自宅学習でも取り入れることが可能です。
効率的なSTEAM教育に役立つ教材は多々ありますが、そのなかでも利用者が多く信頼できるのが、ワンダーボックスです。
ワンダーボックスとはどのような教材なのか、詳しく見てみましょう。
アプリ教材で遊びながら学ぶ
ワンダーボックスはアプリ教材とキット教材の2種類があり、とくにユニークなのがアプリ教材です。
約10種類の教材を毎月更新しており、子どもたちはゲームをする感覚で次々に科学や数学などの知識を習得することが可能です。
毎月新しい教材をダウンロードするだけなので、保護者の負担も最低限に抑えられるでしょう。
キット教材でつくりながら学ぶ
キット教材は、実際にものづくりをしながら学べる教材です。
画面ごしではわからなかった細かい部分まで、指先の全神経を使って学ぶため、子どもの知育にも大きくいい影響を与えます。
3種類の教材が毎月届き、子どもたちは遊んでいる感覚で幅広い知識を習得することが可能です。
STEAM教育で子どもの未来をひろげよう
STEAM教育は、子どもたちの未来の選択肢を広げるための教育です。
どんな子どもにもさまざまな才能があり、得意なこと、好きなことに気づけるかどうかで将来が変わるといっても過言ではありません。
自分がやりたいことを自信をもってできるようにするために、幼少期からSTEAM教育を受けさせてあげることは大切です。
ワンダーボックスでは、自宅学習に気軽にSTEAM教育を取り入れられる工夫がたくさん詰まっています。
子どもの将来に役立つ教育をしてあげたい方は、ワンダーボックスをぜひチェックしてみてください。
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